くまのこ保育園では屋外での活動が非常に多い保育園です。園庭や屋上、テラスで遊んだり、園外へお散歩に出かけたりと毎日力一杯遊んでいます。
お散歩では、片道30分ほどかけて、西部運動公園や橋本の地下鉄の車両基地へ出かけることもあります。
「お散歩」と一言で表現しますが、ただ歩き回るだけでなく、こどもたちにとっての学びは非常にたくさんあります。
保育について
ABOUT US
くまのこ保育園の
保育の特徴
屋外での活動の多さ
交通ルールを守ること、集団でのルールを守ること、地域の方に挨拶をすること、自分たちが生活する地域の地理を覚えること、生垣の植物や果物を観察しながら季節の移り変わりを肌で感じることなどなど。こどもたちにとって大切なことがお散歩には多く含まれて
いると考えています。
また、どろんこで遊んだり、地域の方の田んぼで泥だらけになって遊んだりすることもあります。今の時代、泥だらけで遊ぶ機会はそう無いものです。
日常の生活では、服や手や顔が汚れることに抵抗を感じるかもしれませんが、保育園ではそのような経験でさえも大切にしています。
食育活動
保育園から歩いて少しのところに「くまのこ農園」というものがあります。
くまのこ農園や園内にて様々な作物を育てています。普段食べるお野菜がどのように作られるのか、どのように育てていくのか、どのように調理されるのかを保育の中で学んでいきます。
野菜の苗植えや収穫だけでなく、水やりや草むしりなどのお世話をしながら地道に育てていきます。
自分たちで育てた野菜には、自然と愛着が湧きますので、美味しくそして感謝して食べることができます。これこそが食育の醍醐味ではないでしょうか。
今年もくまのこ保育園の野菜の成長が楽しみです。
毎年、くまのこ農園で採れた野菜を使って夏野菜のピザを作ります。
ピザ生地は給食室で発酵させて作ったものを一人1枚ずつ用意し、粘土で遊ぶように頑張って薄く引き伸ばします。
くまのこ保育園の夏野菜のピザは、名前の通り、具材は夏野菜とチーズのみ。サラミやソーセージはのせません。
野菜嫌いの子には少しつらい?と思われるかもしれませんが、自分たちで育てた野菜には愛着が湧くようです。子どもたちは食べ物に対して感謝の気持ちを持って、美味しく食べることができます。
地域交流
保育園がある福岡市早良区次郎丸は、早良区の真ん中あたりに位置しています。地下鉄の駅が近く、人気の住宅街ですが「程よく自然が残る」過ごしやすい場所です。
地域の方の田んぼの一角をお借りして、一緒に田植えや稲刈りをします。実際に地域の方から、どのように植えるのか、どのように収穫するのか教えてもらいながら作業をします。
また、近隣の老人ホームへ訪問し、運動会や発表会での踊りや表現を披露を通じて、利用者の方との交流を深めています。
これらの世代間を超えた地域交流を通じて、人を思いやる気持ちを育んでいます。
まずくまのこ保育園では、何と言ってもこどもを第1に考えています。
保育園では就労や介護等でお忙しい保護者の方に代わって、お子さんを保育しております。家庭ではなかなかできないダイナミックな活動や、遊びを通じた集団生活の大切さ教えること、細やかなトイレトレーニング、食育指導など保育園で学ぶことは多岐に渡ります。お子さんは朝、保育園で保護者の方と離れた後に、五感を刺激する、知的好奇心を引き出すような活動を日々行なっております。
保育園で充実した1日を過ごしますので、もちろん体力は消耗します。また親と離れて生活することによる心理的なストレスや疲労も蓄積するものです。
だからこそ親子の時間、家庭での時間を大切にして欲しい。
プロとして保育を行なっておりますが、正直に言うと親にはかないません。悔しいくらいに。だからこそ、それくらい親子の触れ合いが大事だと考えております。
仕事が終わればできる限り早くお子さんを保育園まで出迎えて、抱きしめて欲しいと思います。時には保護者の方にとって耳の痛い話をすることもあるかもしれません。それは私たちが楽をしたいとか、意地悪で言うわけではありません。お子さんの為を思って伝えております。
幼児期におけるおける親子の濃密な触れ合いが、その子の人生に大きな影響を与え、生き抜くための基盤となっている事を考えていただきたいと思います。子育てが大変なのは重々承知しております。幼児期における親子の触れ合いがその子の人生の財産となるのです。
保育時間について
保育時間
月曜日~土曜日
保育標準時間認定の場合 … 7:00~18:00まで
保育短時間認定の場合 … 8:30~16:30まで
※延長保育は月曜~金曜の保育時間終了後~19:00まで
開所日・休所日
開所日 … 月曜日~土曜日
休所日 … 日曜日、祝日、12月29日~1月3日
利用開始日・退所日
利用開始日 … 各月1日、11日、21日
退所できる日 … 各月10日、20日、月末(次月1日の前日)
お給食について
くまのこ保育園の給食は、全ての活動の源となる大切なものと認識し、安全でおいしい給食を目指しております。
「すべての皆様に感謝していただきます」
お給食を作ってくれた給食の先生、食材の生産者、食材、生き物など、自分が口にする食事には様々な人や物や命が関わっています。
そのすべてに感謝する。
このように食事の大切さを日々教えています。
アレルギーが疑われる場合、医師の診断書(又は指示書)を保育園に提出してください。
個別にご相談の上、診断書(又は指示書)に基づき当園で除去可能な物は除去食・代替食で対応致します。
ご入園に際して
「保育園は社会生活及び集団生活の第一歩です。」
子どもたちは毎日の生活から、お友達と協力することの楽しさや、
頑張ることの心地よさ、我慢することの大切さなどを学んでいきます。
集団でしか学べないこと、集団だからこそ出来る保育があります。
しかし集団で生活する以上、お友達とけんかをしてしまったり怪我をしてしまったりと少なからずあることです。
もし大きな怪我をした場合にはすぐに病院へ連れて行きますが、
かすり傷ひとつ、けんかひとつ認めない様な心配しすぎてしまう方は集団生活には向きません。
過保護や過干渉は成長そのものを妨げるだけでなく、子どもが自ら成長したいという気持ちも妨げます。
是非、おおらかな気持ちでお子さんの成長を見守っていただきたいと思います。
くまのこ保育園では子どもたちの自発的な成長を心から望んでいます。